デザイナーの仕事
ゲームデザイナーという仕事には、大きく2つの意味があります。
一つは、ゲーム全体をデザインする仕事、という意味で、大枠はゲームプランナーと変わりません。
もう一つは、ゲーム内のデザインを担当する仕事、という意味で、こちらはグラフィッカーという名前で呼ばれることもあります。
前者のゲームデザイナーについてはゲームプランナーのページをご覧頂ければ説明がされていますので、そちらをご覧ください。
ここでは、後者であるゲームグラフィッカーとしての仕事について紹介していきます。
ゲームにおいて、グラフィックデザインというのは非常に重要な意味を持っています。
例えばパッケージ一つを取ってみてもそうです。
内容が全く同じゲームだったとしても、パッケージのデザインが購入層の心を惹くような内容になっていれば売れる可能性が上がりますし、全く合致しないようなものになっていれば売り上げは下がることになります。
ゲーム内のグラフィックについてもそうです。
グラフィックは時にはゲーム性全体を変えてしまうような、そんな力を持っているものでもあります。
仕事のスキル
では、ゲームグラフィッカーとして仕事をして行く上ではどのようなスキルを求められることになるのでしょうか?
グラフィックスの仕事はセンスが重要である、というのはよく言われることですが、これは半分正しいですが半分は正しくはありません。
確かに中には天性のセンスを持ち、それを発揮することでゲームデザインを行える人もいます。
しかし、それは少数派です。
実際には多くのデザインに触れ、さらに自分の感性を鍛えていくことでゲームグラフィッカーとしての能力を向上させていくことが必要となります。
できるだけスピーディに、なおかつ求められるレベルをクリアしているデザインを作ることが求められる、スピードアンドクオリティの世界です。