1. >
  2. >
  3. 漫画家ってどんなお仕事?

漫画家ってどんなお仕事?

IT化が進む漫画家の世界

今までは漫画家というと多くの人が紙にガリガリとイラストを描いている姿を想像するものでした。
しかし、今ではどんどんとIT化が進んでおり、漫画家も漫画作成ソフトを使って漫画を描くことが増えています。

とはいえ1コマ漫画や4コマ漫画を描く際には作業はシンプルであるために漫画作成ソフトを使う必要はほとんどなく、今でも手で紙に描いている人も多いです。
しかし、連載物の漫画を描いている場合にはタブレットの漫画作成ソフトやパソコンソフトを利用して作成していることが増えています。
修正や印刷の作業はもちろんデジタル化が進んでいますし、デジタル化したほうが管理もしやすいですし、何よりも最近では電子書籍も多く流通しているため、今後もIT化はどんどん進むことが予想されている状況です。

漫画家になるために学校に通う人も多い

漫画家になるためには特に方法はなく、自分で独学で漫画を描いていても漫画家になるチャンスは十分あります。
しかし、最近では漫画系のコースがある専門学校や美術系の大学に入ってしっかりと漫画の勉強をしたうえで漫画家になるという人も多いです。
これらの学校に通わなくても漫画家になることはできますが、漫画を描くための絵のスキルや道具の使い方を学んだ方がしっかりと漫画が描けるということで希望者が増えています。

また、こういった学校に通うことで業界とのコネクションがあり有名な漫画家のアシスタントにつくことができたり、出版社とのコネクションができたりすることもあります。
学校で優秀な成績を収めたり先生に気に入られたりすることで出版社に売り込んでもらえ漫画家デビューのチャンスとなることもあるので独学で賞に出すよりも早く成果の出る場合も多いです。

人によってはアイデアはあるけれども画力がないという人もいますし、その逆の人で画力はあるけれどもアイデアや構成力がないという人もいます。
そういった人は学校に通うことで不足している力を補えることはもちろんですが、二人で共作として作品を作るという選択肢も持つことが可能です。
得意な分野をお互いで埋めあうことでより良い作品が作れ、二人で漫画家デビューという可能性もあります。

漫画のスキルを学ぶのは学校に通わなくても通信講座でも可能です。
学校に通うとなると数か月から数年の時間が必要ですし費用もかなり掛かります。
社会人をしながら通うというのもかなり厳しいです。

通信講座であれば仕事をしながらでも学ぶことができますし、学費の面でも大幅に経費削減をすることができます。
もちろんただ教材を見るだけでなく課題提出があり添削もしてもらえるので受講することで他の人の意見をもらって作品に反映させることもできます。