1. >
  2. >
  3. イラストレーターってどんなお仕事?

イラストレーターってどんなお仕事?

様々なルートから就くことのできるイラストレーター

イラストレーターになるためには、医師や美容師のように決まった資格を取得する必要はないです。
大げさな話をすると自分で「イラストレーターです」といえばイラストレーターになることはできます。

とはいえ、イラストレーターになってそれだけで生活をしてくためにはスキルやセンス、才能が必要です。
そのため多くの人は美術系の学校や専門学校に通ってデザインの基礎を学んだうえでイラストレーターとして活躍しています。

イラストレーターはフリーで活動することも可能です。
しかし、学校を卒業後すぐにフリーで活躍することはかなり大変ですから、多くの人はすぐに独立せず広告制作会社やデザイン事務所、ゲーム会社などイラストに携わる場所で働いて経験を積みます。
イラストレーターだけでなくグラフィックデザイナーとして活躍してからイラストレーターになるという人もおり、イラストレーターになるための選択肢は豊富にあるのです。

どのような形であっても基本的には企業に所属して仕事をしながら自分のスキルアップや人脈作りといったことをしていきます。
経験を重ねることで仕事の実績を増やしたり、賞をとったり、人脈を作ってクライアントを増やしたりしておかないとフリーとして活躍することはもちろんのこと、企業で働いていても思うように仕事をもらうことはできないです。

イラストレーターになるために必要な能力

やはり画力は必要最低限の条件となります。
絵が描けなければクライアントが求めているものを作ることができないです。
そのため相手の意図しているものを正確にデザインに反映させる画力は必要となります。

他にもオリジナリティも大切な要素です。
他の人が描いているものであればニーズはあまりなく、自分だけのオリジナリティがあるからこそたくさんの依頼を受けることができるようになります。
オリジナリティはイラストのタッチや色彩などいろいろな部分で表現できるのでたくさんの人のものを研究して自分らしさを出していくことが必要です。

意外と大切なのがコミュニケーション能力や協調性といったイラストの能力以外の部分にもあります。
仕事をする中でクライアントとの会話がうまくできなければ相手のニーズを引き出せないですし人脈も作っていけないです。
イラストレーター自身がクライアントと接することも多いため、人間性はクライアントもとても重視しています。

企業で勤めている時には特に協調性が大切です。
自分だけで進めるのではなく皆で進めるプロジェクトも多くあります。
納期を守ったり、皆の意見をすり合わせたり、勝手な行動をしないようにしたりということはとても大切であり、これは独立してからも必要なものです。