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プロゴルファーってどんなお仕事?

プロゴルファーの生活

プロゴルファーは土日に行われているトーナメントに参加することが主な仕事です。
そのため仕事をしているのは土日のみと思っている人もいます。
しかし、実際にはかなりタイトなスケジュールで過ごしておりかなり大変です。

トーナメントに参加をする場合には予選が木曜日から始まります。
しかし、会場には月曜日から入って準備をして練習を開始するのは火曜日からです。
大会開催前に水曜日にはプロ・アマ協議会に参加をしてスポンサー企業やアマチュアのゴルファーとも交流をする必要があります。

木曜日から予選が始まりますが、予選は朝早くから行われるので前日までの調整が必要です。
試合会場の近くにホテルがない場合もあり、そういった場合には早朝から支度をして会場に向かいます。

予選で上位60名までに入ることができなければ本戦に進むことができないです。
予選で敗退すると賞金は得られませんから宿泊費や参加費用はすべて赤字となってしまいます。
そのため、皆本線に出場しようと必死なのです。

本戦に出られても上位に入れなければ賞金は少額であり赤字となる可能性があります。
予選の成績が良ければプレーも広範に行うことができ、テレビに映る可能性も出てきますから、できるだけ予選は好成績で通過することが必要です。
予選を好成績で通過できれば賞金も獲得できる可能性が高まりますし、知名度を上げることができスポンサー契約やテレビの仕事など収入源を得ることができるチャンスにもなります。

プロゴルファーは一年中こういった生活をしており、大会があれば本選終了後すぐに次の大会の会場に向かうということもありとてもハードです。
次の大会がある場合には翌日の夜までに現地入りが必要となるので場合によっては数か月間自宅に帰れないということもあります。

プロゴルファーになるためには認定が必要

プロゴルファーになるためには自分でプロゴルファーと名乗るだけはなることができないです。
日本は男子は日本プロゴルフ協会(JPGA)女子は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)からプロゴルファーとして認定されなければプロゴルファーとして活動することができません。
プロゴルファーとして認定してもらうためにはツアートーナメントで優勝するかプロテストに合格することが必要です。

ツアートーナメントでの優勝も年齢基準を満たしておけば、ツアートーナメントで優勝するとプロ宣言ができます。
高校生や大学生のうちからプロ宣言をすることでプロ選手になることもできますが、この形でプロゴルファーとして活躍する人はほんの一握りです。

プロテストは毎年最終プロテストで上位50位までに入ることが必要となります。
言い換えれば毎年50人以上がプロゴルファーとなっているということです。
しかし、毎年実施されるクオリファイングトーナメントに参加して成績上位に入って出場資格を得られなければツアートーナメントに参加ができないですし、プロテストの受験にはかなりの費用がかかります。