希望する職業に就くためには国家資格が必要な場合も少なくありません。鍼灸師(しんきゅうし)の仕事も国家資格が必要になります。鍼灸師についての解説、柔道整復師との違い、鍼灸師になるにはどうすればいいのか解説をしてみました。鍼灸師を目指している人は必見の記事です。是非参考にしてください。
鍼灸師とは
鍼灸師は、東洋医学のはり・きゅう師の資格を有するエキスパートです。鍼灸師はだれでもなれるわけではなく、はり師・きゅう師の2つの国家資格を得た人が就ける職業です。全身のツボに灸(きゅう)や鍼(はり)で刺激をし、さまざまな症状を治療します。世間一般で言われている「鍼灸師」の国家資格は存在しません。「はり師」と「きゅう師」2つの国家資格を取得してはじめて、灸と鍼を複合した治療を施せます。「はり師」と「きゅう師」はツボを刺激して治療をします。大きな違いと言えば、使う道具が鍼か灸なのです。
柔道整復師との違いは
鍼灸師は、柔道整復師と職種を混同されたりします。鍼灸師と柔道整復師はどう違うのでしょうか。鍼灸師はツボを刺激して治療するのに対して、柔道整復師は、整復法、固定法、後治療を用いて、脱臼や骨折でずれてしまった骨や関節を元の正常な状態に治療します。鍼灸師のように灸や鍼を柔道整復師は使用しません。とどのつまり柔道整復師は、器具を使わず、手を使った技術で治療を施すのです。
鍼灸師になるには
鍼灸師になるには厚生労働大臣が許可する、2つの国家資格が必要になります。まず国家試験を受験する要件があり、鍼灸系専門学校あるいは、4年制大学・3年生短大を卒業する必要があります。(鍼灸系学科がある大学に限る)専門学校・大学の養成課程を修了すると、鍼灸師の国家資格受験を得られます。鍼灸師の国家資格試験は年1回実施されます。問題数は150問。1問1点で採点をします。この試験に合格すると鍼灸師として活躍できるのです。気になる鍼灸師の国家試験の合格率ですが、90点以上で合格です。つまり、150問中135問正解しなければなりません。厚生労働省によると、2019年に行われた鍼灸師国家試験の受験者は、「はり師」「きゅう師」あわせて9516名、うち合格者は7368名です。合格率は7割強となっています。
ただ、鍼灸師は「はり師」と「きゅう師」2つの資格が必須になります。2つの資格が必要になるため、同時受験をすると共通する科目が免除されます。
鍼灸師の国家資格の受験者は、合格者数が決まっているわけではありません。ちゃんと準備をすれば十分に合格は狙えるでしょう。
鍼灸師の就職先
就職先として鍼灸院や接骨院、大型病院、老人ホームなどの福祉関連の施設が挙げられます。
数年経験を積んだ後には、独立や開業に憧れて目指す人も多くいます。
集客方法として看板広告やチラシ、ホームページを活用し、自院の診療の良さや特徴をアピールします。
チラシはレイアウトが簡単に行え、チラシ1枚1.1円という格安印刷サービスが増えていますし、
ホームページ制作も業者を使用すると50万円以下で作成することもできます。
今後独立を目指す人は、こういったサービスを活用して開業を成功させましょう。